プレスルーム
温泉宿のお電話予約サービス「ゆこゆこ」やシニアマーケティング支援事業を提供する株式会社ゆこゆこ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:徳田 和嘉子)は、2024年8月19日発行の宿泊情報誌「ゆこゆこ」(以下、「ゆこゆこ」)10月号より「天野先生に聞く!心と体の健康に良い旅行とは」の連載を開始します。
本連載記事は、心臓血管外科医としてこれまでに執刀した手術は9,000例を超えるという順天堂大学 心臓血管外科学 特任教授 天野 篤先生に監修いただきました。
■連載「天野先生に聞く!心と体の健康に良い旅行とは」について
2024年 8月19日発行の「ゆこゆこ」10月号より掲載する特集ページ「天野先生に聞く!心と体の健康に良い旅行とは」は、順天堂大学 心臓血管外科学 特任教授の天野篤先生にご監修いただき、「旅行において期待される健康効果」についてゆこゆこ編集部が伺って制作いたしました。
天野先生は日本屈指の心臓血管外科医として知られ、現在も日々多くの手術に携わられています。
「近年アメリカで行われた研究では、6年に1回旅行をする女性と年に2回以上旅行をする女性を比較したところ、年に2回以上旅行をする女性のほうが心臓疾患の発生リスクが大幅に低いことがわかりました。旅行によってストレスホルモンの分泌を減らすことが結果的に心疾患のリスクを下げることにつながります」と天野先生。
このように、「旅行は健康を維持する上で大いに役立つ」ということについて、先生から伺ったお話をテーマごとに分け、全9回の連載でご紹介します。
第1回 (2024年10月号) 旅行をすればするほど健康に良い?
第2回 (2024年12月号) 旅行による幸福感の上昇で高血圧や高血糖のリスクが低下?
第3回 (2025年2月号) 面倒な旅行準備が認知症予防のカギ?!
第4回 (2025年4月号) 健康効果を得やすい旅程は「無理なくゆったり」
第5回 (2025年6月号) 旅先の人・食・モノに触れて脳を活性化しよう!
第6回 (2025年8月号) 知的能力の維持には旅先での新たな経験が大切?
第7回 (2025年10月号) 健康的に旅行を楽しむための食事・温泉の極意
第8回 (2025年12月号) 旅先での朝散歩で「自分だけの景色」を見つけよう
第9回 (2026年2月号) 思い出を振り返り「また行こう」という気持ちを明日への活力に
(※特集内容は予告なく変更となる場合があります)
■連載開始の背景
厚生労働省が発表した資料によると、新型コロナウイルス感染症が流行する前の2019年と流行後の2020年を比較すると、流行後は高齢者(75歳以上対象)の外出機会が減少し、認知機能の低下やうつ傾向が見られた方の割合が増加傾向にあることが分かります(下図参照)。
また、こうした外出機会の減少に伴って活動量が減り、高齢者の歩行能力やバランス感覚、敏捷性など、移動に必要な能力が通常の1年間の加齢による変化よりも3倍以上低下したという研究結果も出ています1)。しかし、日頃運動に縁がない人でも、旅行に行けば体を動かす機会が自然に増えます。さらに、旅行によって脳へのさまざまな刺激を受けることで認知症予防効果が期待でき、特別な景色や料理などで幸福感が高まります。このように、旅行による健康促進効果はその回数が多いほど期待でき、さらに心疾患や認知症予防以外にも良い影響をもたらすのです。
当社は現在880万人超の会員基盤を持ち、そのうちの6割を60代以上のお客様が占めています。本特集は、人生100年時代、皆様にいつまでもイキイキと健康的に旅行を楽しんでいただくために専門家の意見を得てお届けしています。
宿泊情報誌「ゆこゆこ」は、今後もおとなの毎日に愉しみを提供し続ける情報誌であることを目指してまいります。
1) 国立大学法人筑波大学 2022年10月25日 「コロナ禍で高齢者の移動動作能力が通常の1年の3倍以上低下」https://www.tsukuba.ac.jp/journal/pdf/p20221025140000.pdf
■順天堂大学 心臓血管外科学 特任教授 天野 篤(あまの あつし)先生
1955年、埼玉県蓮田市生まれ。1983年に日本大学医学部を卒業。
新東京病院心臓血管外科部長や順天堂大学医学部附属順天堂医院の院長などを歴任。これまでに執刀した手術は9,000例を超え、2012年、上皇陛下の冠動脈バイパス手術を執刀したことでも知られる。
■宿泊情報誌「ゆこゆこ」について
平日がおトクな宿泊プランや季節の特集を掲載した宿泊情報誌「ゆこゆこ」(無料)を、ゆこゆこのサービスをご利用いただいているお客様へ2ヶ月に一度ご自宅にお届けし、旅するきっかけ作りのお手伝いをしています。
プレスリリースはこちら